2023年3月21日、4年半も続いたTV番組”所JAPAN”の最終回が放送されました。
その最終回で紹介された鉄道路線が、野岩鉄道の会津鬼怒川線です。
番組内では、野岩鉄道の駅チカグルメが主に紹介されていましたが、この記事では野岩鉄道をもっと深堀りして紹介します!
野岩鉄道の沿線のおすすめスポットやその見どころ、楽しみ方をまとめたので見ていきましょう!
「野岩鉄道なんて今まで全然知らなかった…。」という方は、この記事を読んで野岩鉄道について予習をしてから、実際に訪れてみてください!
野岩鉄道ってどんな路線?
まずは、野岩鉄道がどんな路線なのかを紹介しておきますね。
ちなみに読み方は野岩鉄道(やがんてつどう)です。
野岩鉄道は、”所JAPAN”の最終回でも紹介されていた”会津鬼怒川線”という1路線だけで構成されており、さらにこの路線は9つの駅から構成されています。
栃木県 日光市の新藤原駅から福島県 南会津郡 南会津町の会津高原尾瀬口駅までを結ぶ、秘境ローカル線です!
新藤原駅は東武鉄道 鬼怒川線と、会津高原尾瀬口駅は会津鉄道 会津線とそれぞれ連絡しています。
そして、車両には下の写真と同じ6050系電車が使用されています。
野岩鉄道はローカル線ですので、もちろん運行本数も少なめです。
なので訪れる際には、しっかりと時刻表を確認してから行動するようにしましょう。
野岩鉄道の楽しみ方まとめ
ここからは、野岩鉄道をフルに楽しめるような情報をお届けします!
これらの情報をチェックして万全の態勢で訪れましょう。
お得なきっぷを使いこなそう!
野岩鉄道では、通常のきっぷ以外にお得なきっぷというものを販売しており、場合に合わせて使い分けることで、よりお得に旅をすることができます。
1日間、駅の乗り降りが自由となるフリーきっぷをはじめ、往復割引きっぷやその他にも様々な特典が付いたきっぷが用意されているので、用途に合わせてお得にきっぷを購入することができます。
その中には東京+野岩鉄道、日光+会津+野岩鉄道などの組み合わせを楽しみたい人向けのきっぷや野岩鉄道+会津鉄道のフリーきっぷなどなど本当に多くの種類が用意されています。
皆さんも楽しみ方に合わせて、自分の目的にぴったりのきっぷを利用しましょう!
絶対行くべき!沿線の見どころをご紹介!
お次は、野岩鉄道沿線で絶対に訪れるべきおすすめスポットとその見どころを紹介します。
※この記事では、駅チカで、徒歩で訪れることができる場所のみを紹介しています。
まずは、龍王峡です。
ごつごつした岩と川、木々が魅せる大迫力の景観を間近に感じることができます。
また、秋には紅葉を楽しむことができる沿線で一番の絶景スポットです!
アクセスは、龍王峡駅から徒歩で1分もかからないほどの距離にあり、とても手軽に絶景を楽しむことが可能です。
野岩鉄道に訪れるなら、龍王峡は必ず行くべき!!
下の写真に写っている虹見の滝も龍王峡駅のすぐ近くにあります。
駅チカの景色だけ楽しむのもいいですが、おすすめは龍王峡駅から2つ先の川治湯元駅まで続くハイキングコースを歩いていくともっと絶景を楽しむことができてよいと思います!
こちらのハイキングコースは3時間~4時間ほどで歩くことができます。
ハイキングで汗をかいたら、次は川治温泉 薬師の湯に行きましょう!
こちらは、川治湯元駅から徒歩ですぐのところにあります。
露天風呂につかりながら眺める絶景は最高です!
入浴料は700円と割とリーズナブル。
また、1日フリーきっぷを使用している人はタオルを無料で使用できるサービスも受けられます。
そして次は、三依(みより)です。
中三依温泉駅周辺には、男鹿の湯という温泉をはじめ、キャンプ場やコテージなどの施設がそろっています。
様々なアクティビティや体験をしたい方は、絶対中三依温泉駅で降りるべきだと思います!
例えば、キャンプやコテージ宿泊だけでなく、BBQやそば打ち体験や川遊びなど様々なアクティビティができます!
さらに、夜になれば満点の星空を見ることも…!
そして、お隣の上三依塩原温泉口駅から徒歩7分ほどの距離には、上三依水生植物園があります。
広大な園内には約300種類の植物があり、テーマによって8つのゾーンに分かれています。
花もいろんな種類のものが咲き誇っており、植物好きやお花好きにはたまらない場所だと思います。
ただし、4月15日から11月30日までの間しか営業していないため営業日には注意が必要です。
この記事では、駅チカのおすすめスポットをピックアップして紹介しましたが、駅からバスを使ったりすればさらにディープなスポットに行くことができます。
時間があれば、そういったところにも足を運んでみてください!
今回紹介した見どころをまとめます。
- 龍王峡
- 川治温泉 薬師の湯
- 三依(みより)
- 男鹿の湯(おじかのゆ)
- 上三依水生植物園
まれにDLが来る⁉
年に数回あるか無いかの頻度ですが、まれにDL大樹号が野岩鉄道の線路を通過します!
東武鉄道の下今市駅から出発し、野岩鉄道を通過して、会津鉄道の会津田島駅まで運行します。
しかし、このイベント列車は野岩鉄道の駅で降りることはできないので、注意が必要です。
ですが、DLが野岩鉄道に乗り入れるのはとても珍しいことなので、情報が出たら乗ったり見に行ったりするのもいいと思います!
アクセス
東京から野岩鉄道へのアクセスは、浅草駅から会津田島駅を走る東武鉄道の特急リバティ会津を利用します。
~所要時間~
浅草~新藤原:約2時間20分
浅草~会津高原尾瀬口:約3時間20分
野岩鉄道は、東京(浅草駅)から特急で1本で訪れることができるため、ぜひ皆さんにも足を運んでもらえたらいいなと思います。
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